PCパーツ GeForce 8800 Seriesについて
開発コードネームは 、8800 GTXなどの初期のモデルはG80、8800 GT以降のモデルG92とされている。
GeForce 8800 GTXはGeForce 7900 GTXから動作速度はあまり向上していないが、GPUに統合型シェーダユニットを128個内蔵して能力を向上させており、諸々のベンチマークソフトで「7900GTX」のSLIを超える結果を出している。
GeForce 8800 GTS(G80) [Core:500MHz(SP:1.2GHz) Mem:1.6GHz(320bit) sp96]
GeForce 8800 GTX [Core:575MHz(SP:1.35GHz) Mem:1.8GHz(384bit) sp128]
GeForce 8800 Ultra [Core:612MHz(SP:1.5GHz) Mem:2.16GHz(384bit) sp128]
GeForce 8800 GT [Core:600MHz(SP:1.5GHz) Mem:1.8GHz(256bit) sp112]
GeForce 8800 GTS(G92) [Core:650MHz(SP:1.625GHz) Mem:1.94GHz(256bit) sp128]
G80世代において、リファレンスデザインではどれも2スロット占有型の大型ファンを搭載している。
対応メモリはGDDR3。メモリバスは320bitまたは384bitと変則的になっている。
後発になるGeForce 8800 GTは、65nmプロセス技術を採用して消費電力を下げたほか、メモリバス幅が256bitに縮小、搭載可能なメモリ量が512MBに減ったものの、コア クロックとシェーダクロックが向上している。さらに次世代DVDの再生支援などを含むVideo Processor 2が実装されている。性能は同GTXと同GTSの中間ほどで、従来のグレード表記の逆転が起きている。リファレンスデザインでは、発熱が減ったことで1ス ロットに収まるファンを搭載している。
また2007年12月には PCI Express 2.0 などに対応した新型 GeForce 8800 GTS(G92)が発売された。